MMD覚え書き(tall)

MMD関連のTipsやカメラモーション配布規約など。

【MMD】エフェクトの基本セット

新しく動画を作る時やDLしたモーションをとりあえず入れてみたい時用に、MMDでよく使うエフェクト+グリッドフロア・スカイドームだけを入れた「基本セット」のファイルを作っておくと、時短になって便利です。
(クレジットを作るときも、決まったセットだと作者さん達が同じなので楽です)
私の場合は以下の設定で作成してあります。


MMD本体の設定】
(1)「表示」→ 「座標軸表示」・「地面影表示」のチェックを外す

(「モデル編集時カメラ・照明追従」にはチェックをつけておいたほうが見やすいと思います)



(2)右上にある「美影」ボタンを押してONにしておく(影が綺麗になります)

 

【入れているもの一覧と用途】
※「そのまま」とあるものはアクセサリの数値をいじっていません。

(1)光の設定用
AutoLuminous(そぼろ様) そのまま

(2)光を上方向からポワッと入れる
AutoGradation(less.様) X0.7 Si0.15 
(Xの数値で光の入る方向が決まる。X0.7で右上、-0.7で左上。Siの値を大きくすると光が強くなる)

(3)光を全体的にポワッと入れる
msPowerDiffusion(ましまし様)そのまま
※別ファイルのコントローラーで、明度_白点1、透明度0.98

(3)周りをぼかして色を入れる
CheapLens_blue(そぼろ様・改変あじ様) Tr0.8
チープレンズは改変エフェクトが各種配布されているので、お好みで選んでください。
私は青くしています。

(4)動きにぶれを入れる
MotionBlur3L(そぼろ様・改変ikeno様) そのまま

(5)全体的に彩度を上げる
o_LikeHDR(おたもん様) そのまま
ikClut改変_PhotoFiltre内「Clearly」(ikeno様・改変のりしお様)そのまま

(6)影を綺麗にする
ExcellentShadow(そぼろ様) そのまま

(7)埃を舞わせる
空中に漂う埃(化身バレッタ様) そのまま

(8)床を鏡面にする(AutoLuminous対応&影を丸くするために以下を使用)
WorkingFloorX改変まるこまる++内「WorkingFloorX改変まるAL」(針金P・改変1948様)
Si20 Tr0.3(Siで範囲を広げて、Trを少なくして薄い映り方にする)
「MMEffect」→「エフェクト割当」のAL_EmitterRTタブよりWorkingFloorAL.xを選択してAL_WorkingFloor.fxを適用

(9)背景をぼかす(以下2つのどちらか、またはその他のDOF系エフェクトをお好みで)
XDOF(そぼろ様)そのまま、またはモデルを入れた後にアクセサリ操作パネルでモデルの「両目」を指定(顔を中心に焦点が合うようになる)

ikBokeh(ikeno様)モデルを入れた後にアクセサリ操作パネルでモデルの「両目」を指定(顔を中心に焦点が合うようになる)
※別途コントローラーのファイルもあるので、ピント設定はお好みで

(10)グリッドフロアとスカイドーム
CCグリッドフロア(DiSK様)domeとフロア両方を読み込み

 

全部入れ終わった図です。

 

※MotionBlurとDOF系のファイルは重いので、PCスペックが低くて動きが重くなる場合は外してください。

 

【完成図】
以下のような見た目になります。
この状態で「基本セット」とファイル名をつけて保存し、MMD動画を作る時の元ファイルにします。
基本セットのファイルを開いてモデルや音源を読みこんだら、必ず別名で保存してください。

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こちらに、Tda初音ミク・アペンドモデルを読み込むと以下のようになります。

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比較として、エフェクト全くなしの素の状態でモデルを読み込んだ場合は以下のようになります。

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エフェクトセットあり・なしの動画版は以下でどうぞ。


www.youtube.com