MMD覚え書き(tall)

MMD関連のTipsやカメラモーション配布規約など。

【MMD】カメラモーション作成時のコツ

カメラを作成する時に基本的な部分で心がけていることです。ご参考までに。

1)最初に正面全景固定の通しで何回か見て、拾うポイントを決める
特徴的なステップとか決めポーズとか、表情入りモーションだとウインクしているところとかです。
そういう箇所はできるだけアップやカットインで拾うようにしています。

2)正面全景の状態で、あらかじめ特定のリズム毎にフレームを登録しておく
毎回ではないですが、8拍ごとにキーを打っています。
カメラをどうするか迷ったとき、これをやっておくと一旦正面に戻ってくるので気持ちのリセットにもなります。
ただ、全部が8拍ごとだと単調な構成になってしまうので、時々2拍だけ別カットにする等のメリハリが大事。

3)序盤に全景を入れる
キャラやステージの全体図を最初に提示したいので。
途中にも時々入れます。メリハリが大事(2回目)。

4)手や目の動きに合わせてカメラを動かす
上だったらそのまま上方向、またはアオリにするなどです。

5)カメラをやたらと動かさない勇気を持つ
MMDでなく、普通のミュージシャンのMVを観ると意外と動いていないことに気付くと思います。時々は固定の場面を入れて緩急をつけたほうが良いです。
どうしても固定に耐えられなかったら、微妙にだんだん寄り(or引き)にしてみてください。

6)配布カメラでは極端なアオリを少なくする
女性キャラで使用されたときのパンチラ防止のためです。
または「女性キャラ用カメラ」を別途作って、そういうアオリを全くなくしてもいいかも。

7)視野角に注意
結構忘れがちですが、アップのときは10、引きのときは20~30くらいにしておきます。
(演出上、極端な引きで40~50くらいにすることもあります)
また、ズームイン・アウトのときに視野角を調整するといい感じにキューッと動きます。
(例:視野角10のアップ顔でキーを打つ→数フレーム置いて、視野角30の全身でキーを打つ)



8)ステージなしでカメラを作った後、ステージありで見て調整する
ステージありで見ると、実はものすごく速く動いている箇所があったり、床からのアオリで身体が全く見えなかったり、狭い部屋のステージで使いにくかったり…というところがわかってきます。
「狭い部屋のステージで使いたい」という用途が決まっている時は、最初からステージありで作ることもあります。

9)カメラがひと段落ついたら、一旦書き出しておく

Aviで出力し始めたらMMDのファイルが壊れ、作り終えたばかりのカメラが消えてしまったことがあるのでとりあえず書き出すようにしています。

【カメラモーションの書き出し方法】
(1)編集→カメラフレームすべて選択(カメラのところだけ赤い◆になっているか確認)
(2)ファイル→モーションデータ保存