MMD覚え書き(tall)

MMD関連のTipsやカメラモーション配布規約など。

【MMD】表情を保持したままモーションを反転コピペする方法

モデルにダンス等のモーションを入れた後に反転コピペする場合、普通に全てコピー→反転ペーストすると表情やリップが消えて無表情になってしまいます。
(※表情やリップモーションがダンスモーションと別ファイルの場合は、ダンスモーションを反転コピペした後に入れれば良いのでこの現象は発生しません)

自分が配布するカメラは2人用、かつ一方のモーションを反転したものが多いため、いつもreadmeに表情を保持したまま反転する解説を入れていますが、図があったほうがわかりやすいのでこちらにも書いておきます。

1)MikuMikuDanceで、モデルにダンスモーションを読み込みます。

2)ダンスモーションを読み込んだ後、一旦キーフレームウィンドウのどこかをクリックして
フレーム選択を全て解除してください。
(図のように、キーフレームの赤い◆がなくなって白になっていればOKです)



3)[編集]-[ボーンフレームすべて選択]を選びます。



「表示・IK・外観」や「表情」は選択されていませんが、この状態でOKです。



4)キーフレームウィンドウの下にある「コピー」→「削除」→「反転P」のボタンを順にクリックします。




以上で反転作業は完了です。確認してみてください。
※図でもお分かりの通り、身体のモーションだけが反転されます。
 表情は反転できませんので、1)で最初に読み込んだ状態のまま保持されています。


【AviUtl】30fps動画のニコ動用エンコード

30fpsで動画を作ったとき、AviUtlの拡張×264で普通にそのままエンコードするのと、プロジェクト上で60fpsにしてからエンコードするのとでどう違うのか実験してみました。
※結果を先に言うと、前者が1080p/4M、後者が1080p/6Mになります。

(追記)2019年以降一律「1080p」表示になってしまったので、画質に違いが産まれるかは謎ですが記事はそのまま残しておきます。
30fpsのままでエンコードしても普通にいい感じだと思います。

前提条件として、AviUtlに読み込むAviファイルはMMDから下図の設定で出力しています。
録画サイズ→1920*1080
(ここでは入力できないので[表示]→[出力サイズ]であらかじめ設定しておきます)
フレームレート→30fps
圧縮コーデック→UtVideo RGB DMO(詳細設定は図の通り)





AviUtlの拡張×264のエンコード設定はどちらも下図の通りです。

※音声エンコーダ「qaac」で音が出ない場合の設定方法は、当ブロマガの別記事を参照してください。

【AviUtl】Win10・拡張 x264 出力(GUI) Exでのqaac設定について
https://ch.nicovideo.jp/tall/blomaga/ar1856570





まず、30fpsのままのほう。


次が60fpsにするやり方。
30fps動画を未圧縮Aviで出力し、新規プロジェクトでフレームレートを60fpsに変えて読み込んでからエンコードします。こちらは1080p/6Mになりました。





どちらもファイルサイズやエンコード時間にほぼ違いはありません。
未圧縮Aviにするひと手間はかかりますが、後者のほうが画質は多少向上するようです。


【MMD】軽くて使いやすいシェーダー一覧

【2021/12/1追記】

こちらの記事は、ニコ動のブロマガにもアーカイブで残りました。
ただし、アーカイブは自分でも編集できないので、今後の更新は当ブログのほうで行います。

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初心者の方が使いやすく、かつスペック低めのPCでも使えるシェーダーの一覧(個人的なお勧め)と適用例です。

※そもそもシェーダーってどう入れるの?という方は当ブロマガの別記事をご参照ください。

 

tall87.hatenablog.com

 


お借りしたもの:Model エビピラフ様 剣 わか様 Pose スイカ

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2018/3時点での各シェーダーのDLはこちら。
1)dGreenerShader(元:下っ腹P・改変:ドゥドゥ様)
https://bowlroll.net/file/22244
2)HAToon2(ミーフォ茜様)
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im3060770
3)A-Toon2(KAYA様)
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im5966070
4)SimpleToonShader(お手軽トゥーンシェーダー)(winglayer様)
※個人的にはこちらが一番オススメ
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im6866918

■dGreenerShaderのカスタマイズについて
dGreenerShaderはデフォルトで使用するとちょっと暗めなので、私はCLOUDYやNEUTRALを明るめにカスタマイズして使っています。
(元のfxファイルをコピーし、テキストエディタで開いてパラメーターを調整します)
NEUTRALの改変例を載せておきますのでご参考まで。







■パーツごとに別のシェーダーを設定するには
モデルにシェーダーを適用した後、サブセット展開するとパーツごとに別のシェーダーを設定することができます。
下記は金属だけ別のシェーダーを設定する例です。
※個人的に愛用しているのは、HAToon2(ミーフォ茜様)の設定例フォルダにある「メタリック」です。かなり金属っぽくなります。

1)MMEでモデルの「(none)」の箇所をダブルクリックして、ベースにしたいシェーダーを設定します。




2)編集→サブセット展開を選択します。




3)表示がパーツごとに分かれるので、「金属」のシェーダー部分をダブルクリックして、別のシェーダー(金属用)を設定します。

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※モデルによっては「金属」でまとめられていないこともあります。
「ボタン」「ベルトバックル」「ファスナー」「髪留め」など、それっぽいパーツを探して設定してみてください。

【MMD】カメラモーション配布一覧

自作カメラモーション配布をこちらにまとめておきます。
特徴としては、あまりびよんびよんしないのでカメラ酔いしにくく、狭いステージでも使えます。(という自分のニーズ優先で作っています)

◆カメラ配布場所(Bowlroll以外での配布は行っていません)
https://bowlroll.net/user/36570/files
DLパスワードは、当記事にリンクを貼っているそれぞれの動画を参照してください。

◆カメラモーション共通規約

tall87.hatenablog.com



◆当方の配布カメラで「2人用」と記載があるものは、一方のモデルさんのモーションを反転していることが多いため以下の別記事もご参照ください。

tall87.hatenablog.com


◆カメラ配布動画(兼カメラ見本)

回レ!雪月花

www.nicovideo.jp

 


「D」カメラモーション(2人用・一番のみ)

www.nicovideo.jp

 


恋は渾沌の隷也

www.nicovideo.jp

 


太陽系デスコ(2人用)※2019/4/29更新
2000DLありがとうございます!

www.nicovideo.jp

 


ヒバナ(2人用)
※とぅ様のモーション用(ダンスモーションは配布終了済)

www.nicovideo.jp

 


空中分解(2人用)

www.nicovideo.jp

 


アンノウン・マザーグース(2人用)

www.nicovideo.jp

 


撫子色ハート

www.nicovideo.jp


ベノム(2人用)

1000DLありがとうございます!

www.nicovideo.jp

 

 

アカリがやってきたぞっ

www.nicovideo.jp



君の神様になりたい。

www.nicovideo.jp



テレキャスタービーボーイ(2人モーション用)

www.nicovideo.jp



---------以下は配布終了(DL済の方は使用可です)---------

アンヘル
2020/1/31配布終了

www.nicovideo.jp



エゴロック(2人用)
2019/6/10配布終了

www.nicovideo.jp



MAD HEAD LOVE
2017/11/30配布終了

www.nicovideo.jp





【AviUtl】TA-Arrangeの設定

@Respectrum93様がTwitterで配布されていたAviUtl用のTA-Arrangeスクリプト(文字を色々な形に整列させるもの)が便利だったので、そちらの覚え書きです。
まだ使いこなせていないので、色々数値を入れて試しています。

「文字毎に個別オブジェクト」には必ずチェックを入れてください。
設定のOrder「1」は文字が左から右に順番に整列されていき、3だとランダムに揃っていきます。




文字を極端にバラバラにせず、若干バラけたところから整列させた例です。
TAランダム・散逸度直線移動でも似た感じになります。





【AviUtl】文字パーティクルっぽい設定

AviUtlで文字パーティクルっぽいものを設定した時の例を載せておきます。
(文字が「降る」感じではなく、ゆっくりと回っている感じになります)

下図に書いてある通りですが本文でも解説。

1)メディアオブジェクトの追加→テキスト パーティクルにしたい文字を入力
2)アニメーション効果を追加し、「TAランダム-カメラ」を設定
3)「文字毎に個別オブジェクト」にチェック

<備考>
・「散逸度」の数値を上げるとよりバラバラになります。
・「TAランダム」(「カメラ」が付かない方)だと、文字が平面的に回転しているだけになります。
・文字の影は「影付き文字」にしてもOKです。私はより詳細に設定したかったのでグループ制御のほうを使いました。










【MMD】着地ドン時の画面ブレ設定

MMD上で、ジャンプして着地した時の画面ブレを設定するときの方法です。(全くの自己流です。他にもやり方は色々あると思います)

1)針金PのEarthquakeエフェクトをダウンロードして、「Earthquake.fx」をメモ帳等のテキストエディタで開きます。


2)横揺れを0に変更して、縦揺れのみにします。
周波数は任意で。(ここでは15で設定しています)



3)MMDに「Earthquake.x」をドラッグ&ドロップで読み込みます。このままだと最初から画面がブレブレになるため、0フレームでSiを0に設定してキーを打っておきます。



4)モーションで着地する瞬間に、Si:3でキーを打ちます。5~6フレーム後にSi:1でキーを打ちます。(3のままでもそんなに違いはないかもしれません)
そして、その両端をSi:0でキーを打って囲みます。



これで着地した時に画面ブレが入ります。




5)ダンスモーション等で何度もジャンプ着地が入る場合は、4)の4つのキーをセットにしてコピペしていくと楽です。
ただし、使いすぎるとしつこい印象になることもあるので様子を見つつ入れてみてください。