MMD覚え書き(tall)

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【AviUtl】30fps動画のニコ動用エンコード

30fpsで動画を作ったとき、AviUtlの拡張×264で普通にそのままエンコードするのと、プロジェクト上で60fpsにしてからエンコードするのとでどう違うのか実験してみました。
※結果を先に言うと、前者が1080p/4M、後者が1080p/6Mになります。

(追記)2019年以降一律「1080p」表示になってしまったので、画質に違いが産まれるかは謎ですが記事はそのまま残しておきます。
30fpsのままでエンコードしても普通にいい感じだと思います。

前提条件として、AviUtlに読み込むAviファイルはMMDから下図の設定で出力しています。
録画サイズ→1920*1080
(ここでは入力できないので[表示]→[出力サイズ]であらかじめ設定しておきます)
フレームレート→30fps
圧縮コーデック→UtVideo RGB DMO(詳細設定は図の通り)





AviUtlの拡張×264のエンコード設定はどちらも下図の通りです。

※音声エンコーダ「qaac」で音が出ない場合の設定方法は、当ブロマガの別記事を参照してください。

【AviUtl】Win10・拡張 x264 出力(GUI) Exでのqaac設定について
https://ch.nicovideo.jp/tall/blomaga/ar1856570





まず、30fpsのままのほう。


次が60fpsにするやり方。
30fps動画を未圧縮Aviで出力し、新規プロジェクトでフレームレートを60fpsに変えて読み込んでからエンコードします。こちらは1080p/6Mになりました。





どちらもファイルサイズやエンコード時間にほぼ違いはありません。
未圧縮Aviにするひと手間はかかりますが、後者のほうが画質は多少向上するようです。